深い雪に覆われた街で語られる、小さな奇跡の物語――
ある、雪の舞い落ちる冬の日…。
俺は駅前のベンチで、いとこの少女・名雪と7年ぶりに再会した。
今いる場所。 そこは昨日まで暮らしていた、俺が生まれ育った街ではなかった。
急な引っ越しの決まった俺を、快く迎えてくれた名雪と母親の住む街。
そして、俺にとっては、○○の頃のかすかな記憶の中にある、思い出の街……。
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月宮 あゆ (つきみや あゆ)
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引っ越し初日、駅前で出会った少女。
食い逃げ途中に運悪く主人公にぶつかったことがきっかけで知り合う。
主人公とは別の学園に通っているらしく、その後も放課後の街中で何度となく出会うことになる。
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水瀬 名雪 (みなせ なゆき)
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主人公が居候することになる親戚の家に住む女の子で、間柄はいとこ。
7年ぶりに主人公と再会することになる。
主人公と同居することに特に抵抗を感じていない。
転校してきた主人公とは、偶然クラスメートになる。
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沢渡 真琴 (さわたり まこと)
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記憶を失った少女。
ただ主人公のことが憎いという記憶だけを頼りに、○引に水瀬宅に居座り、主人公に付きまとう。
しかし主人公にしてみれば見ず知らずのその少女に、目の敵にされる覚えなどなかった。
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美坂 栞 (みさか しおり)
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主人公が通うことになる学園の1年生。
病気のため長期に渡り休学していたが、主人公と出会い学園に登校するようになる。
しかし、普段の明るい表情は、主人公の目にはどこか寂しげに映っていた。
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川澄 舞 (かわすみ まい)
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主人公が通うことになる学園の上級生。
夜の校舎で出会った彼女は、目に見えない何かを追う日々に生きていた。
だがそんな奇異な行動以上に、笑顔を忘れたような彼女自身に主人公は興味を持ち始め、接してゆくようになる。
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美坂 香里 (みさか かおり)
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主人公が転校してきた学園でクラスメートになる。
性格は正反対だが、名雪とは数年前からの親友で今はクラスも同じ。
そのため、初対面の主人公ともすぐにうち解けることになる。
主人公が新しい環境で、すぐにクラスに馴染むことができたのは、彼女の性格があってのことである。
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倉田 佐祐理 (くらた さゆり)
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川澄舞の親友で、舞と同じく主人公の通う学園の三年生。
舞と知り合ったのはこの学園に入学してからだが、それでもその絆は深く、揺るぎない。
舞の友達として出会った主人公だが、彼女の天性のひとなつっこさで、すぐにもうち解けてしまう。
舞とは対照的にいつでも笑っているような女の子。
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天野 美汐 (あまの みしお)
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主人公と同じ学園の女学生。学年は一年生。
いつでもひとりで居て、人を寄せ付けないでいる。
幼い頃より自然に身に付いたものなのか、あるいは何かのきっかけをもって、そうなってしまったのかは定かではない。
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水瀬 秋子 (みなせ あきこ)
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主人公が居候することになる家の家主で、名雪の母親。
主人公にとっては、叔母にあたる。
名雪が実の娘であることを納得させられるくらい、おおらかでのんびりとした性格。
突然家族が増えることに関しても、賑やかになっていい、くらいにしか考えていない。
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北川 潤 (きたがわ じゅん)
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主人公のクラスメイト。
気さくで飾らない性格をしており、主人公の周りには数少ないツッコミ系のキャラクターである。
女の子受けしそうな外見とは裏腹に恋愛関係は奥手らしい。
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