<開催概要>
近年、漫画やアニメ、ゲーム、ライトノベルの挿絵など日本発のポップカルチャーが世界から大きな注目を浴びています。
そうした領域で活躍する画家は、江戸時代の浮世絵師になぞらえ、「絵師」と呼ばれています。
本展ではポップカルチャーの第一線で活躍する絵師100名の描き下ろし作品を一堂に紹介します。
作品上に展開される彼らの高い技術と独特の世界観を通して、日本が世界に発信することのできる新たな価値観・文化を模索します。
第12回となる今回のテーマは、「道」(みち)です。
私たちが普段歩いている道は、生活に必要不可欠なものとして、人々の往来や交流、物流を支えています。
鉄路・航路・空路へと拡大してきた道は、今ではコンピュータネットワークにおいても網の目のような道を形成し、私たちをあらゆる方面へとつないでいます。
そうした「道」は、しばしば人生や歴史に例えられます。
これまで歩んできた軌跡、これから進む前途、将来を左右する重大な場面である岐路、出口の見えないトンネルのような不安な時代…
人生や歴史のあらゆる場面は、あたかも道そのもののように例えられます。
また、道という言葉は、人が生きていくうえで守るべき道理や道徳、あるいは武道、華道、茶道など伝統的な技芸や芸術、学問における専門分野、追い求める真髄としても使われま
す。
どのような例え・使われ方であっても、道は無数の過去と無数の未来・可能性をつなぎ、無数の目的地に至っています。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続く中、私たち
は今日まで誰もが想像もしなかった道を歩んできましたが、これから先はどのような道が続き、どのようにその道を歩んでいくのでしょうか。
絵の道を歩むクリエイターが、「道」という言葉の持つ多くの可能性を表現して示すことは、クリエイター・受容者それぞれにとって、
これまで見えなかった新しい道と目的地を見つける契機、足元さえ見えない暗い夜道のような今の時代を前向きに、かつ力強く歩んでいける一歩となるのではないでしょうか。
<展覧会概要>
会期:2022年9月17日(土)〜9月25日(日) ※会期中無休
開館時間:土日祝日=10:00〜17:00、平日12:00〜19:00(9/20.21.22)
(入館は閉館の30分前まで)
会場:大阪南港・ATCコンベンションルーム(O’s棟南館6F)
主催:産経新聞社、ATC 協力:関西美術印刷後援:ラジオ大阪
蒼樹うめ/赤倉/秋赤音/アシマ/あまみね/Anmi/一乃ゆゆ/狗神煌/上倉エク/ウエダハジメ/
宇佐崎しろ/うみのみず/ERIMO/えれっと/岡崎武士/荻pote/おしおしお/和武はざの/カット/
上条衿/我美蘭/かやはら/かわく/カンザリン/館田ダン/きみしま青/吟/久賀フーナ/Gilse/KEI/
KeG /珈琲貴族/米白粕/桜沢いづみ/桜もよん/士貴智志/磁油2/しらたま/鈴木勘太/すいみゃ/
末弥純/高野音彦/館川まこ/ちょん*/TwinBox/Tiv/てぃんくる/はるかぜせつな/東西/
遠坂あさぎ/とぴあ/トマリ/トモセシュンサク/torino/なかじまゆか/凪白みと/Nagu/
なつめえり/なもり/二色こぺ/にゅむ/ニリツ/necömi/ねこめたる/バーニア600/白皙はねこと/
Hiten/氷菜/火ノ/広江礼威/ふーみ/笛/深井涼介/フカヒレ/藤ちょこ/藤真拓哉/フミオ/Pray/
紅緒/ほし/前田ミック/巻羊/魔太郎/茉宮祈芹/美樹本晴彦/三嶋くろね/南方純/mignon/
宮瀬まひろ/美和野らぐ/みわべさくら/室埴ポコ/mocha/もねてぃ/森倉円/憂/よしづきくみち/
LAM/らんぐ/リン☆ユウ/るろお/れい亜/Lowro/6U☆
※諸事情により参加絵師が変更になる場合がございます。ご了承ください。